海外安全対策情報(2014年1月〜3月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等をまとめましたので、安全対策の参考にしてください。
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 空港やレストラン、商業施設等での財布やパスポートの盗難(スリや置き引き)が起きています。 また、タクシー降車時の荷物の置き忘れ等によるパスポートの紛失事例も発生していますので、注意が必要です。
【企業関係者の方への注意事項】 労働者解雇や契約上のトラブル等を理由に、日本人を含む企業経営者側が相手側に事務所内に閉じ込められる事案が発生しています。未払い給与等の負債がある場合には、民事訴訟継続中または民事訴訟敗訴を理由として、中国当局により出国が制限される場合があります。 |
1.治安情勢及び一般犯罪の傾向
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いている。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害は認知していない。
3.誘拐事件発生状況
2月16日、黒龍江省ハルビン市巴彦県において、タクシー運転手が誘拐された。犯人らは運転手の家族に5万元の身代金を要求し、身代金受け取り後、運転手を殺害した上、タクシーを燃やして逃走した。3人の犯人のうち2人は黒龍江省ハルビン市で、1人は瀋陽北駅でそれぞれ逮捕された。(2013.12.30 報道情報)