海外安全対策情報(2014年10〜12月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等を以下のとおりまとめましたので、渡航・滞在の際の参考にしてください。
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 空港やレストラン、商業施設等での財布やパスポートの盗難(スリや置き引き)が起きていますので、外出の際は十分ご注意ください。 また、振り込め詐欺のような事例も発生しています。たとえ相手が官憲を名乗っても、電話やインターネットにおいて銀行キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を入力する必要はありませんので、そのような電話を受けた際には、落ち着いて対応してください。
【企業関係者の方への注意事項】 昨年改正された「中華人民共和国出境入境管理法」により、中国滞在査証の取扱いはこれまでより細分化・厳格化されています。違法就労と認められた場合、強制送還や入国制限が課されることもありますので、取扱いに疑義が生じた場合には事前に出入境管理処に問い合わせるなどし、無用のトラブルが生じないようご注意ください。 |
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いている。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害は認知していない。
3.当地報道、公安機関の公表資料による注意喚起
?@ | 9月末、瀋陽市内でデング熱患者1名が確認された。当該人は台湾へ旅行後、発症したが、すでに治療を受け退院している。瀋陽は秋になり、気温はすでに低くなっていること、デング熱を媒介する蚊は瀋陽には生息していないとみられることから、基本的に当地ではデング熱の流行の恐れはなく、過度な心配は不要である。(2014.10.10 瀋陽日報) |
?A | ?A12月3日、遼寧省営口市大石橋市の某銀行で、銃による殺人事件が発生し、2人が死亡、2人が怪我を負った。犯人はその場で身柄を拘束された。動機は金銭トラブルとみられ、現在詳しい捜査が行われている。(2014.12.4 新華日報) |