海外安全対策情報(2015年1〜3月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等を以下のとおりまとめましたので、渡航・滞在の際の参考にしてください。
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 空港やレストラン、商業施設等での財布やパスポートの盗難(スリや置き引き)が起きていますので、外出の際は十分ご注意ください。 また、振り込め詐欺のような事例も発生しています。たとえ相手が官憲を名乗っても、電話やインターネットにおいて銀行キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を入力する必要はありませんので、そのような電話を受けた際には、落ち着いて対応してください。
【企業関係者の方への注意事項】 「中華人民共和国出境入境管理法」や「外国人入境完成短期工作任務的相関弁理秩序(試行)」により、中国滞在査証の取扱いはこれまでよりさらに細分化・厳格化されています。違法就労と認められた場合、強制送還や入国制限が課されることもありますので、取扱いに疑義がある場合には事前に在京中国大使館や出入境管理処、または中国の弁護士事務所などに問い合わせを行い、無用のトラブルが生じることのないようご注意ください。 |
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いている。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害を認知していない。
3.当地報道、公安機関の公表資料による注意喚起
?@ | 瀋陽市公安局によれば、今年の春節期間中の刑事案件発生率は以前に比べて49.8%減少、また同期間中、重大な刑事事件や特に大きな交通事故は発生しなかった。(2015.2.25 瀋陽市公安局) |
?A | 3月22日、遼寧省丹東市において北朝鮮からの脱走兵と思われる2人組が中国籍の女性1人を人質にする事件が発生し、2人組のうち1人はその日のうちに身柄を拘束された。なお、昨年12月27日夜には銃を持った北朝鮮脱走兵が吉林省延辺朝鮮族自治州和龍市の村を襲い、4人の住民を殺害する事件が発生している。(2015.3.25 貴州商報・毎日朝鮮) |