海外安全対策情報(2015年4〜6月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等を以下のとおりまとめましたので、渡航・滞在の際の参考にしてください。
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 空港やレストラン、商業施設等での財布やパスポートの盗難(スリや置き引き)が起きていますので、外出の際は十分ご注意ください。 また、振り込め詐欺のような事例も発生しています。たとえ相手が官憲を名乗っても、電話やインターネットにおいて銀行キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を入力する必要はありませんので、そのような電話を受けた際には、落ち着いて対応してください。
【企業関係者の方への注意事項】 「中華人民共和国出境入境管理法」や「外国人入境完成短期工作任務的相関弁理秩序(試行)」により、中国滞在査証の取扱いはこれまでよりさらに細分化・厳格化されています。違法就労と認められた場合、強制送還や入国制限が課されることもありますので、取扱いに疑義がある場合には事前に在京中国大使館や出入境管理処、または中国の弁護士事務所などに問い合わせを行い、無用のトラブルが生じることのないようご注意ください。 |
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いている。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害を認知していない。
3.当地報道、公安機関の公表資料による注意喚起
?@ | 5月25日、蘇家屯に住む14歳の少年が放課後突然姿を消した。少年は同級生と2人で自ら瀋陽市内に向かい、失踪前に「仲の良いお兄ちゃん」といわれる人物と連絡を取っていたとされるが、その人物は少年失踪への関与を否定しており、少年達は未だ行方不明となっている。(2015.5.27 遼瀋晩報) |
?A | 6月16日、錦州市の中学校にて、当該学校2年生の学生が他校の生徒に刺殺される事件が発生。喧嘩が原因とみられており、加害者生徒は既に警察によって逮捕された。(2015.6.17 遼瀋晩報) |