海外安全対策情報(2015年7〜9月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等を以下のとおりまとめましたので、渡航・滞在の際の参考にしてください。
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 空港やレストラン、商業施設等での財布やパスポートの盗難(スリや置き引き)や、路上での引ったくりが起きていますので、人混みの中や夜間の外出の際には十分にご注意ください。 また、タクシー乗車の際のトラブルなども報告されています。身分証が見えない、またはメーターを使用しないなど、白タクと思われる車には乗車しない、トランクに入れた荷物がある場合には、荷物を下ろした後に料金を支払うようにするなどしてください。
【企業関係者の方への注意事項】 「中華人民共和国出境入境管理法」や「外国人入境完成短期工作任務的相関弁理秩序(試行)」により、中国滞在査証の取扱いはこれまでよりさらに細分化・厳格化されています。違法就労と認められた場合、強制送還や入国制限が課されることもありますので、取扱いに疑義がある場合には事前に在京中国大使館や出入境管理処、または中国の弁護士事務所などに問い合わせを行い、無用のトラブルが生じることのないようご注意ください。 |
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いているが、7月13日に新疆ウイグル自治区のテロリスト3名が瀋陽市内で公安に射殺される事件が発生している。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害を認知していない。
3.当地報道、公安機関の公表資料による注意喚起
?@ | 7月20日夜9時頃、瀋陽の南塔靴城バス停にて単独の女性を狙った物乞い事件が発生。物乞いは子ども連れの3人家族で、女性に対し、「話したいことがある」といって近づき、女性が金銭を渡す気が無いと分かると、女性の衣服を掴む等して金銭を強要した。女性が金銭を渡すと、犯人たちはすぐにその場から立ち去った。(07.23瀋陽晩報) |
?A | 瀋陽市鉄西区のカラオケ店にて、16歳の少女が刺殺される事件が発生した。少女はカラオケ店で働いており、容疑者は30歳過ぎの男性で既に逮捕されたが、現在のところ犯行動機は不明である。(08.18遼瀋晩報) |