海外安全対策情報(2016年10〜12月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等を以下のとおりまとめましたので、渡航・滞在の際の参考にしてください。
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 駅や商業施設の出入口で、保温用ビニールカーテン開閉のため腕を上げた際に、上着のポケットから貴重品を盗まれるスリ被害が報道されていますので、外出の際には十分にご注意ください。 また、タクシー乗車の際のトラブルなども報告されています。身分証が見えない、またはメーターを使用しないなど、白タクと思われる車には乗車しない、トランクに入れた荷物がある場合には、荷物を下ろした後に料金を支払うようにするなどしてください。
【企業関係者の方への注意事項】 「中華人民共和国出境入境管理法」や「外国人入境完成短期工作任務的相関弁理秩序(試行)」により、中国滞在査証の取扱いはこれまでよりさらに細分化・厳格化されています。違法就労と認められた場合、強制送還や入国制限が課されることもありますので、取扱いに疑義がある場合には事前に在京中国大使館や出入境管理処、または中国の弁護士事務所などに問い合わせを行い、無用のトラブルが生じることのないようご注意ください。 |
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いているが、毎年春節前は盗難事件等の犯罪が増加する傾向ある。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害を認知していない。
3.当地で起きた犯罪を取り上げた報道
?@ | 11月13日、吉林省四平市の村にて殺人事件が発生した。報道によると、犯人は犯行後電動自動車で逃走し、内モンゴル方面に向かったとみられており、現在警察が懸賞金5万元を懸けて捜索を続けている。(12.12 瀋陽網) |
?A | 12月4日、黒龍江省綏陽林地区にて、派出所の警察補佐官が殺人事件の捜査中に犯人に殺害される事件が発生した。事件当日、派出所の運転手ならびに住民の計2名も負傷し、警察補佐官が現場で死亡した。事件の発生後、犯人は逃走するも警察に逮捕され、拳銃で撃たれると同時に自殺をはかり死亡した。(12.06 新華網) |