海外安全対策情報(2017年10〜12月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等を以下のとおりまとめましたので、渡航・滞在の際の参考にしてください。
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 冬期になると駅や商業施設の出入口で、保温用ビニールカーテン開閉のため腕を上げた際に、上着のポケットから貴重品を盗まれるスリ被害が多発しますので、外出の際には十分にご注意ください。 また、タクシー乗車の際のトラブルなども報告されています。身分証が見えない、またはメーターを使用しないなど、白タクと思われる車には乗車しない、トランクに入れた荷物がある場合には、荷物を下ろした後に料金を支払うようにするなどしてください。
【企業関係者の方への注意事項】 4月より、中国では「外国専家来華工作許可」と「外国人入境就業許可」が統合され、「外国人来華工作許可証」が発行されることとなりました。 詳細については各地の人力資源・社会保障庁にご確認ください。 |
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いている。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害を認知していない。
3.当地で起きた犯罪を取り上げた報道
?@ | 11月13日、瀋陽市遼中区にて一家の2名が死亡、7名が重傷を負う放火事件が発生した。犯人は次女の前の夫で、離婚を原因に、一家全員の殺害を謀ったとみられている。なお、犯人の男性は事件起こした後、農薬用いて自殺した。(11.14 華商晨報) |
?A | 12月22日、ハルビン市二環橋にて飲酒運転により5名が死亡、2名が怪我をする交通事故が発生した。死亡したのは全員路上の清掃者で、犯人は既に拘束されている。(12.22 人民網) |