海外安全対策情報(2018年10月)
在瀋陽日本国総領事館
当館では、当地に在留される皆様や、業務・留学・旅行等で当地を来訪される皆様の安全上の参考のために、中国国内の状況や公安機関による公表資料・注意喚起、当地報道等を以下のとおりまとめましたので、渡航・滞在の際の参考としてください。(本情報は四半期に一度更新しています。)
【邦人の方への一般的な注意事項(犯罪関連)】 冬期になると駅や商業施設の出入口で、保温用ビニールカーテン開閉のため腕を上げた際に、上着のポケットから貴重品を盗まれるスリ被害が多発しますので、外出の際には十分にご注意ください。 また、タクシー乗車の際のトラブルなどが報告されています。身分証が見えない、またはメーターを使用しないなど、白タクと思われる車には乗車しない、トランクに入れた荷物がある場合には、荷物を下ろした後に料金を支払うようにするなどしてください。
【企業関係者の方への注意事項】 昨年4月より、中国では「外国専家来華工作許可」と「外国人入境就業許可」が統合され、「外国人来華工作許可証」が発行されることとなりました。 詳細については各地の人力資源・社会保障庁にご確認ください。 |
当館管轄地域の一般治安情勢は比較的落ち着いています。
2.邦人被害
殺人・強盗等凶悪犯罪、テロ・爆弾事件・誘拐脅迫事件いずれにおいても、邦人の被害を認知していません。
3.当地で起きた犯罪を取り上げた報道(2018年7月〜9月)
?@ | 7月9日遼寧省遼陽市にて殺人事件が発生。容疑者(遼陽市出身の男性、40歳)は殺人を犯した後、女性を人質にとり、車で瀋陽に向かい逃走した。7月10日深夜、瀋河区で容疑者の男は人質に危害を加えようとしたところ、警察に打たれて死亡し、人質は救出された。(07.10 人民網) |
?A | 8月25日早朝ハルビン市松北区の北龍温泉酒店で火災が発生、焼失面積は約400平方メートル。24日の晩には115名の客が宿泊しており、この火災によって、20人が死亡した。(邦人旅客なし)(08.26 新華網) |