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吉林省四平市伊通満族自治県営城子鎮飲用水改良計画(平成19年度)

被供与団体名:四平市人民政府
供与金額:72,654米ドル 
場所:四平市伊通満族自治県営城子鎮
署名実施日:2008年1月25日
完成式典実施日: 2008年9月26日
フォローアップ調査実施日:

2011年6月10日


概要:
 伊通満族自治県は吉林省中部の半山間部にある、農業(トウモロコシ、大豆、水稲、等)を主な産業とする人口49万人の地域です。
 プロジェクト・サイトの営城子鎮で現在使用されている飲用水は30年前に掘削した井戸水であり、水量の不足が深刻である上、鎮区内3分の1の家庭には給水管が敷設されていません。また、設備及び配水管の老朽化も著しく、管内は錆で塞がれており、大部分の配水管は内径が元の10分の1ほどになっています。このため、鎮区内200戸の住民は、鎮区内に唯一の手押しポンプの井戸水を使用せざるを得ない状況です。
 更に、現在の井戸から汲み上げている水は浅井戸による表層水を利用しているため、周囲の田畑からの残留農薬が混入しており、その濃度も年々高くなっています。このため、汚染された水を使用している結果、カシン・ベック氏病等三大地方病にかかる住民が多く、また、省内でがんの発症率が最も高い地域となっているなど、住民の健康に深刻な影響を及ぼしています。

 日本からの支援により、井戸、貯水池等が整備され、7,467名の地域の住民に安全な飲用水が供給できるようになり、住民の健康改善に大きく貢献します。

 

 

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