
吉林省延辺朝鮮族自治州汪清県東光鎮衛生院医療設備整備計画(平成20年度)
被供与団体名:汪清県人民政府供与金額:43,948米ドル
場所:吉林省延辺朝鮮族自治州汪清県東光鎮
署名実施日:2008年12月23日
完成式典実施日:2010年3月24日
フォローアップ調査実施日:
概要:
延辺朝鮮族自治州汪清県は、中国東北部(吉林省東部)に位置し、林業、農業(水稲、トウモロコシ、大豆、キクラゲ等)を中心産業とする人口25万人の地域です。プロジェクト・サイトの東光鎮は、人口23,000人の農業地域です。
東光鎮衛生院は、全鎮31村の予防保健及び農村合作医療を担う衛生院です。衛生院は2004年に国からの資金により新たに建物が建設され、2007年に手術室が整備されたものの、県内の病院から購入した中古の手術用ベッド、無影ライト、レーザー治療装置及び貸与されている酸素発生装置の他には何もなく、大きな怪我や病気の場合は30分以上離れた県内の病院まで行かなければなりませんでした。設備不足のために転院率は35%にも上り、住民にとって大きな経済的負担となっていました。
日本からの支援により、同衛生院に超音波測定機、尿分析器等の設備が整備され、現地の住民に対する医療サービスの向上が実現されました。
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