
遼寧省阜新市彰武県後新秋鎮中心衛生院医療設備整備計画(平成22年度)
被供与団体名:彰武県人民政府供与金額:52,558米ドル
場所:遼寧省阜新市彰武県後新秋鎮
署名実施日:2011年3月9日
完成式典実施日:
フォローアップ調査実施日:
概要:
阜新市彰武県は、中国東北部(遼寧省北西部)に位置する、農業(トウモロコシ、大豆)を中心産業とする地域です。プロジェクト・サイトの後新秋鎮は、県中心部から北東35kmの農業や牧畜業を主な産業とする地域です。
後新秋鎮中心衛生院は1963年に設立された総合病院で、鎮内唯一の衛生院として同鎮の医療・保健サービスを担っています。年間約60人の新生児が当院で取り上げられており、地域の母子医療の拠点としても重要な役割を果たしています。また、周辺に設備の整った医療機関がないことから、後新秋鎮だけでなく周辺9郷鎮の住民約4万人からも受診者が見込まれ、当地における衛生院の重要性は極めて高いのですが、医療設備の老朽化や不備が原因で十分な検査や治療ができていない状況にあります。
日本からの支援により、カラー超音波測定器、血流測定機器等が整備され、当地の医療環境が大きく改善され、医療サービスの向上が実現されます。