
遼寧省鉄嶺市昌図県四面城中学校校舎建設計画(平成21年度)
被供与団体名:昌図県人民政府供与金額:94,667米ドル
場所: 遼寧省鉄嶺市昌図県
署名実施日: 2010年2月26日
完成式典実施日:
フォローアップ調査実施日:
概要:
鉄嶺市昌図県は、中国東北部(遼寧省北部)に位置する、農業(トウモロコシ)を中心産業とする人口102万1千人の地域です。プロジェクト・サイトの昌図県四面城鎮は、県中心部から約30kmに距離に位置する農業(トウモロコシ、大豆)を主な産業とする人口27,126人の地域です 。
四面城中学校は1958年に設立された鎮内唯一の中学校です。教室用校舎の老朽化が著しく、3棟のうち2棟が危険建造物に認定されたため、臨時措置として食堂と宿舎の建物を教室として利用しています。寄宿を要する生徒は200人を超えていますが、寄宿スペースが十分に確保できておらず、現在は96人しか受け入れることができません。学校に寄宿できないことは特に遠方から通学する生徒の生活、経済面で大きな負担となっており、勉学への影響も懸念されます。臨時教室となっている建物を宿舎として回復することで合計209人の寄宿が可能となるため、早急に校舎を建て替えることが望まれています。
日本からの支援により、校舎1棟(コンクリート造、2階建て、建設面積1088.54?u)を新築し、209人の寄宿問題が解決でき、次世代を担う青少年において日中友好が促進されることが期待されます。