１０月１７日（土曜日）、２００７年度（平成１９年度）の遼寧省のおけるプロジェクトである、「遼寧省阜新市細河区華東鎮人民医院医療設備整備計画」の完成式典が現地で開催されました。完成式典には、当館総領事や遼寧省対外貿易合作庁、阜新市人民政府、阜新市対外貿易合作局の代表者及びプレス等が参加しました。

プロジェクトの概要
名称：遼寧省阜新市細河区華東鎮人民医院医療設備整備計画
供与金額：８２，７５８米ドル
被供与団体：阜新市細河区人民政府　
概要：阜新市細河区華東鎮は省級の貧困県指定であり、華東鎮人民医院はこの華東鎮とその周辺の医療サービスを担当しており、年間2.2万人を超える方が受診に訪れています。近年医院の医療器具の老朽化、設備不足が問題となっていましたが、本プロジェクトにより、B型超音波測定機、X線診断装置、麻酔機など新型機材を導入し、それまで市やそれ以上のクラスの病院に行かなければ診療を受けられなかった華東鎮周辺の約12万人の住民が当地で医療サービスを受けられるようになりました。

地域住民への医療サービスの向上が実現され、当地の衛生環境の改善に大きく貢献することとなります。