T.遼寧省の主な動向( 2006 年 6 月)
1.国家電網公司と会談、調印式
8 日、遼寧省政府と国家電網(電力ネット)公司は瀋陽市で、遼寧省電網「第十一次五カ年計画」建設発展と遼寧省農村「戸戸通電」目標に関する会談及び議事録調印式を開催した。第十一次五カ年計画中、国家電網公司は遼寧省の電力ネット建設に第十次五カ年計画期間の 86 %増にあたる 500 億元を投資する予定。また、内蒙古自治区東部と遼寧省、吉林省との間の送電線建設プロジェクトに重点的に取り組む。
5 日付「遼寧日報」は同省経済委員会から得た下記データを紹介している。 2005 年の全省電力使用量は昨年比 8 %増の 1,100 億キロワット時、一方の発電量は同 2 %増の 900 億キロワット時、省外から導入した電力量は同 37.2 %増の 210 億キロワット時だった。データから分かるように、現在、遼寧省の電力消費量は発電量を上回っており、今後、新たに容量 1,000 万キロワット規模の電源投入が必要である。第十一次五カ年計画中には、紅沿河原子力発電所、庄河発電所など 17 の発電所建設計画がある。( 6/5 、 9 遼寧日報)
2.国務院東北地区等旧工業基地振興指導グループ第三回会議開催
6 日、国務院東北地区等旧工業基地振興指導グループは第三回会議を北京で開催。 2005 年の取り組みを総括し、 2006 年の任務について検討した。 2005 年の重点取り組みでは新たな成果があり、東北地区の経済・社会発展に良好な状態が保たれている。また、今後の重点取り組みとして以下 6 点を強調した。( 1 )更なる改革促進と対外開放の拡大。( 2 )近代化した大規模農業の発展に努力。( 3 )産業構造改革の促進。( 4 )装備製造業の振興を加速。( 5 )環境保護と生態環境の整備に尽力。( 6 )人々の切実な利益に関わる重要課題の解決。( 6/7 遼寧日報=新華社北京 6 日電)
3.「五点一線」開発指導グループ第一回会議開催
8 日、張文岳省長は「五点一線」開発指導グループ第一回会議を招集し、関係各部門の「五点一線」沿海重点地域開発・開放状況や政策的融資に関する取り組みを聴取し、今後の業務について指示した。( 6/9 遼寧日報)
4.国家海洋局と「『五点一線』発展戦略共同推進のための意見」に調印
14 日、遼寧省政府と国家海洋局は瀋陽市で「遼寧沿海経済帯『五点一線』発展戦略を共同推進することに関する実施意見」に調印した。李克強・党委書記、張文岳・省長、国家海洋局の孫志輝局長らが調印式に参加した。同「意見」に基づき、国家海洋局は同省が推進する「五点一線」発展戦略を強力に支持し、地域建設計画に合致した沿海開発計画を法に依拠して優先支持し、重点プロジェクトに対しては審査・批准のスピードをあげ、かつ優遇政策を実施する。国家沿海(海)使用金減免方法が打ち出されてから、国家海洋局はこの「方法」に沿って、遼寧省の公益サービスプロジェクト、公共事業プロジェクトが沿海(海)部を使用する場合に最大限の減免支持を行い、海洋経済が遼寧旧工業基地や社会経済発展における貢献率をアップするよう積極的にバックアップしている。( 6/15 遼寧日報)
5.遼寧省旧工業基地指導グループが農産物加工業発展座談会を開催
14 日、遼寧省旧工業基地指導グループは瀋陽市で農産物加工業発展座談会を開催。李克強・党委書記や張文岳・省長など指導者が参加し、県域経済発展を促し、社会主義新農村建設のためにも農産物加工業の発展は重要であるなどスピーチした。張省長は、農産物加工は遼寧旧工業基地振興の 3 大基幹産業の一つであると強調。近年、経済構造の最適化や近代農業発展、県域経済強化、農民増収などの分野で大きな効果を及ぼしていると指摘した。( 6/16 遼寧日報)
6.葫蘆島で日本人引き上げ60周年記念行事
25 日、遼寧省葫蘆島市で「葫蘆島在留日本人百万人大送還 60 周年記念及び中日関係展望フォーラム」が開催され、唐家?国務委員が開幕式で「歴史を鑑として未来へ向かい、世々代々の中日友好の推進に努める」との題でスピーチを行った。日本の村山富市元総理、遼寧省の張文岳省長、中国対外友好協会の陳昊蘇会長らが開幕式に出席した。フォーラムは遼寧省政府、葫蘆島市政府、中国人民対外友好協会、日中友好協会などの共催で、両国から約 500 人が参加した。元在留日本人やその家族もフォーラムのために訪中した。( 6/26 遼寧日報)
7.唐家?国務委員が遼寧省を視察
23-25 日にかけて、唐家?・国務委員が遼寧省を視察した。唐委員は、地方の外事業務は国家の外交と歩調を合わせて取り組み、レベルを上げるよう強調した。また、遼寧省は東北アジアの交流・協力の要衝の地であること、外交の要衝の地であること、周辺国との貿易の要衝の地であることをあげ、各方面でチャンスをつかむよう語った。唐委員は「九・一八」歴史博物館、瀋陽第二次世界大戦連合軍捕虜収容所跡、瀋陽市の都市建設状況を視察した。( 6/27 遼寧日報)
8. 阜新五龍炭鉱でガス爆発、 25 人死亡、 2 人行方不明
28 日午前、阜新集団五龍炭鉱 331 区の作業現場でガス爆発が発生。事故発生時、坑道では 80 人が作業していたが 53 人が地上に逃れた。原稿締め切り時点で 25 人が死亡、 2 人が行方不明、 37 人が負傷しており、負傷者は病院に搬送された。事故後、遼寧省の李克強・党委書記が負傷者救助と行方不明者の捜索に全力をあげるよう指示を出した。( 6/30 遼寧日報)
U.遼寧省日誌(政治・経済)
1.日本関連
26 日 村山富市・前総理一行が九・一八博物館を参観し、「歴史を鑑に日中友好の未来を拓く」の願いを表した。
2.省政策の動き
(特になし)
3.中央・地方との往来
9 日 李克強・省党委書記、張文岳・省長が汪光Z・国家建設部長一行と会見。
21 日 李克強・省党委書記、張文岳・省長が李盛霖・国家交通部長一行と会見。
23-25 日 唐家?・国務委員が李克強・省党委書記、張文岳省長の同行のもと遼寧省を視察し、省外事弁公室の職員を訪問、九・一八歴史博物館を参観。
26 日 李克強・省党委書記が、張軍・最高人民法院副院長と会見。
4.要人、企業関係者等との会見
3 日 張文岳・省長が秋山耿太郎朝日新聞社社長一行と会見。
6 日 李万才・副省長が離任間近の林永八・朝鮮駐瀋陽総領事と会見。
6 日 李万才副省長が王南強・シンガポール維信グループ董事局主席一行と会見。
11 日 李克強・省党委書記が肖万長・台湾共同市場基金会董事長一行と会見。
12 日 張文岳・省長と郭廷標・省政協主席が麦紹棠・香港中建電訊グループ有限公司董事局主席一行とそれぞれ会見。
12 日 李万才・副省長がジュラポン( Jullapong )・タイ駐華大使一行と会見。今回の来訪目的はタイが遼寧に領事事務所を設立する可能性を検討するため。
12 日 張文岳・省長がペレス( Perez )・チリ・イキケ自由貿易区董事長一行と会見。
20 日 李万才・副省長が崔再源・韓国SKグループ副会長を団長とするSKガス会社代表団一行と会見。
23 日 李克強・省党委書記が、シンガポール・遼寧経済貿易理事会第三回会議に参加しているシャンムガラナム( Shanmugaratnam )・シンガポール教育部長兼財政部第二部長、シンガポール・遼寧経済貿易理事会新方連合会主席と会見。
23 日 焦利・省委員会宣伝部長が、白石興二郎・読売新聞社編集局長と会見。
28 日 李克強・省党委書記が、キャサリーヌ・ツァン・スタンダード・チャータード銀行中国区総裁と会見。
5.省内各会議・イベント、その他
1 日 省委員会、省政府が国有企業改革発展座談会を開催し、国有企業改革発展のさらなる推進に関する問題につき座談会を行った。李克強・省党委書記、張文岳・省長が座談会に出席し、重要講話を行った。
2 日 朝日新聞社瀋陽支局開設レセプションが開催。李万才副省長が省政府を代表し支局開設に対し祝いの言葉を述べ、秋山耿太郎朝日新聞社社長とともに開設を祝った。
2 日 省委員会が常務委員会会議を開催し、遼寧省の思想道徳及び精神文明建設のさらなる強化を主張。李克強・省党委書記が会議を主宰し、重要講話を行った。
5 日 遼寧省第六回環境保護大会が開催。第十次五カ年計画期間の環境事業を総括し、第十一次五カ年計画期間の配置を行った。張文岳省長が会議に出席し、重要講話を行った。
8 日 省政府は国家電網公司とともに、遼寧電力網「第十一次五カ年計画」を推進し、農村で「各家庭に電気普及」をめざすために、会談及び紀要署名式を挙行。李克強・省党委書記、張文岳・省長及び劉振亜・国家電網総経理が式に出席。
8 日 張文岳・省長が「五点一線」開発小グループ第一回ワーキング会議を開催し、関係事業報告を聴取し、次段階の事業配置を指示。
14 日 省政府と国家海洋局は「遼寧沿海経済が五点一線建設により発展を推進することついての実施意見」の署名式を行った。李克強・省党委書記、張文岳・省長、孫志輝国家海洋局局長が署名式に参加。
14 日 張文岳・省長が省政府常務会議を主宰し、今年以来の遼寧省の経済活動を総括、現在の経済情勢を分析、次段階の重点活動について全面的な配置を行った。
14 日 省政府・老工業基地振興小グループが、農産品加工業発展に関する座談会を開催。李克強・省党委書記、張文岳省長が会議に出席し、重要講話を行った。
16 日 省委員会が常務委員会会議を開催し、共産党員の先進的教育を維持するための総括事業を検討。李克強・省党委書記が会議を主宰し、重要講話を行った。
16 日 省委員会が常務委員会会議を開催し、科学技術革新事業についてのさらなる研究を行った。李克強・省党委書記が会議を主宰し、重要講話を行った。
21 日 第四回中国国際ソフトウェア・情報サービス交易会が大連にて開幕。華建敏・国務委員兼国務院秘書長が参観。李克強・省党委書記が交易会の開幕を宣言、張文岳・省長が挨拶を述べた。
23 日 シンガポール−遼寧経済貿易理事会第三回会議が開催。張文岳省長、シャンムガラナム( Shanmugaratnam )・シンガポール教育部長兼財政部第二部長、シンガポール−遼寧経済貿易理事会新方連合会主席がそれぞれ挨拶を述べ、総括の講話を行った。
23 日 読売新聞瀋陽支局開設レセプションが開催。焦利・遼寧省委員会宣伝部部長が、遼寧省、省政府を代表して祝賀の言葉を述べた。劉建超・外交部新聞司長、阿部孝哉在瀋陽日本国総領事、白石興二郎読売新聞社編集局長が式典で挨拶を述べた。
25 日 葫蘆島百万日本人引揚げ 60 周年回顧及び中日関係展望フォーラムが葫蘆島市で開催。唐家?・国務委員、村山富市・元総理、張文岳・省長がそれぞれあいさつ。陳昊蘇・中国対外友好協会会長が会議を主宰。
28 日 省政治協商会議が第九次四十三回主席会議を開催し、大連北東アジア国際貨物運輸センターの建設について個別会議を行った。李克強・省党委書記が会議に出席し、重要講話を行った。
6.分野別報道
(1)対外経済
・韓国産業銀行、東北地区で初の融資を遼寧省民営企業へ
5 月 30 日、遼寧省の有名装備製造業企業・瀋陽北方交通重工集団有限公司が、韓国産業銀行からの 500 万米ドルの融資を受けた。これは韓国の銀行が中国東北地区で行う初めての融資である。瀋陽北方交通重工集団は民営企業で、高速道路関連のメンテナンス設備などハイテク技術を駆使した機械製造を行っており、昨年の売上額は 4 億元。今回は省中小企業庁を通じて韓国産業銀行からの融資を受けることがまとまったという。( 6/6 遼寧日報)
(2)産業
・東軟集団の医療設備産業、スタートから 10 年で大躍進
東軟集団の医療産業 10 周年記念式典がこのほど開催された。同集団は、この 10 年で、 11 シリーズ 40 種類以上の医療設備製品を開発。知的財産権を持つ製品も開発しており、国内販売にとどまらず、米国、欧州、南米など世界 20 カ国地域に輸出している。同集団は中国がCTなど高度先端医療機器を長期にわたり輸入に頼っていた歴史を塗り替え、国産の螺旋CTなどを米国をはじめとする先進国に輸出する快挙を成し遂げ、 ISO9001 など国際質量認定も獲得した。オランダのフィリップスとの共同出資で東軟飛利浦医療設備系統有限責任公司を立ち上げてから、国際化が一層進んでいる。( 6/13 遼寧日報)
・中国石油大連石化公司、国内最大の石油精錬基地に
中国石油大連石化公司の「年産 2,000 万トン拡大プロジェクト」のメイン装置である、年産 1,000 万トン常減圧蒸留連合装置が正式稼働してから 1 ヶ月が経った。装置は順調に運行しており、同社は一躍年産 2,050 万トンに達し、国内最大の石油精錬基地となった。( 6/16 遼寧日報)
・第四回中国国際ソフトウエア・情報サービス交易会が開幕
21 日夜、大連で「自主創新、国際合作」をテーマにした第 4 回中国国際ソフトウエア・情報サービス交易会が開幕した。情報産業部や教育部、科技部の指導者を始め、国内 42 省市の代表、海外の代表団や企業が出席した。( 6/23 遼寧日報)
(3)国有企業
・国有企業改革と発展座談会を開催
1 日、遼寧省共産党委員会と遼寧省人民政府は国有企業改革と発展座談会を開催した。張文岳省長のスピーチによると、今年 4 月末で、全省 40 社の地方管轄国有大型工業企業のうち、株式制へ移行して出資多元化を実現した企業は 26 社(体制改革が必要とされた企業の 65 %にあたる)、国有中小企業は累計で 452 社が体制改革を完了(同 92 %)、国有非工業企業は累計で 1,101 社(同 68 %)が体制改革を完了したという。( 6/3 遼寧日報)
・瀋陽大型機械集団が資本再編を実現
29 日、北方重工株式有限公司設立、瀋陽重型機械集団有限公司(以下、瀋重と略)資本再編の枠組合意調印式を開催。瀋重は 1937 年創業、 1996 年に工場から公司に改められた。 2005 年の工業総生産額は 30 億元、納税額は 5,100 万元。瀋重の資本再編後に誕生した北方重工は、中国建築材料集団公司(中央管轄企業)、瀋陽工業国有資産経営有限公司、鉄西区国有資産経営有限公司が、瀋陽鉱山、瀋重を基礎として共同設立した重型・鉱山設備製造企業。( 6/30 遼寧日報)
(4)農業・農村・農民
・黒山など鳥インフルエンザ発生地域の養鶏禁止を解除
1 日、遼寧省動物衛生監督管理局は同省錦州市黒山県で「鳥インフルエンザ発生地域での養鶏禁止期間終了」についての記者会見を開催した。黒山県、北鎮市、錦州南駅新区、阜新蒙古族自治県の鳥インフルエンザウイルスは全滅し、養鶏禁止期間半年を経て、国の関係安全規定を満たしたため、新たに養鶏プロジェクトを始めると宣言した。( 6/2 遼寧日報)
(5)労働・社会保障
・大連の最低賃金、 8 月から 30 %引き上げ
大連市政府は 22 日、同市の最低賃金基準を 8 月 1 日から引き上げると発表した。各区の状況に応じて月額 500 元、 600 元、 700 元の 3 段階となり、現在の基準より 30 %もの大幅引き上げとなる。( 6/22 中国広播網)
・遼寧省が零就業家庭の就業援助システムを構築
このほど開かれた「遼寧省零就業家庭就業援助工作会議」(零就業家庭=家庭内で就業している人が一人もいない家庭)で、遼寧省の李克強・党委書記、張文岳・省長が「零就業家庭が出現したら、 20 日以内に少なくとも一つの就職ポストを斡旋する」と公約。各市政府は省政府と 2006 年零就業家庭援助及びバラック解体・立ち退きになった住民の再就職援助に関する取り組み責任状にサインした。全省ではすでに 14 万 3 千軒の零就業家庭の援助を実現した。
調査によると、現在、遼寧省ではまだ 2 万 496 軒の零就業家庭があり、該当者数は 2 万 4,199 人にのぼる。 ( 6/24 中国労働保障報)
(6)環境
・五点一線「環境評価報告書」を編集
遼寧省環境保護局が中心となり編集した「遼寧省『五点一線』沿海経済帯建設戦略環境影響評価報告書(討論原稿)」が完成し、遼寧省は国家環境保護総局の全国戦略環境評価試行地点に加えられた。( 6/18 遼寧日報)
(7)その他
・朝日新聞社、読売新聞社が瀋陽支局開局パーティを開催
2 日、朝日新聞瀋陽支局開設記念パーティが瀋陽市内のホテルで開催された。李万才副省長が挨拶し、朝日新聞社の秋山耿太郎社長とともに支局看板の除幕式を行った。中国外交部新聞司の劉建超司長、在瀋陽日本国総領事の阿部孝哉氏も挨拶に立った。3日には、張文岳省長が朝日新聞社の秋山耿太郎社長一行と会見した。
23 日、読売新聞瀋陽支局開設記念パーティが瀋陽市内のホテルで開催された。遼寧省共産党委員会常務委員で宣伝部長の焦利氏が挨拶した。また、同日には焦利氏が読売新聞の白石興二郎編集局長と会見した。( 6/3 、 4 、 24 遼寧日報)
・瀋陽花博、入場者 500 万人を突破
20 日、遼寧省旅遊局は瀋陽世界園芸博会場を国家 5A 級観光地に申請することを決めた。国家 5A 級は中国の観光地の等級で最高ランクで、交通の便や観光内容、安全面など 12 分野の厳しいチェック基準がある。
24 日、「 2006 中国瀋陽世界園芸博覧会」の入場者数が、開幕から 55 日目で 500 万人を突破した。 500 万人目は鞍山市から訪れた男性で、記念品(イベント鑑賞券、 3,000 元相当の花博記念切手セット)が贈られた。( 6/21 、 25 遼寧日報)
・村山元首相が「九・一八」歴史博物館を見学
29 日、日本の元首相である村山富市氏一行が瀋陽市の「九・一八」歴史博物館を見学し、「歴史を鑑に、日中友好の未来を拓く」との願いを揮毫した。( 6/30 遼寧日報)