日系企業の講演・現地見学会を実施（帝人瀋陽環保科技有限公司）

10月24日、当館は瀋陽市后林新村下水処理場で排水処理技術に関する講演と排水処理施設の現地見学会を開催し、東北大学及び瀋陽薬科大学の学生や教官73名が参加しました。

この施設は帝人瀋陽環保科技有限公司が建設し、維持管理も行っています。瀋陽市は今年行われた全国運動大会に向けて、短期間に建設が可能であり、都市の変化に機動的に対応できる中小規模で低コスト、更に環境保護やコスト縮減に資する技術を取り入れた施設を求め、これに応えたのが帝人でした。

当日は、大澤総領事の挨拶の後、丹下総経理及び羅総経理助理が処理施設に関しての説明を技術的・専門的内容を含めて行い、その後は処理施設に移動して施設内を見学しました。学生達は先進的な技術の説明に熱心に聴き入り、専門的な質疑応答も行われ、大変好評でした。

当館としては、環境保護など固有の技術で日系企業が当地に貢献していることについて、当地の人々の理解がより一層進むよう、また企業と当地の人々が共に発展し、日中両国の絆がより一層深まるよう、今回のような取り組みを一層行っていきたいと考えています。