
川上総領事が譚作鈞・大連市党委書記,譚成旭・大連市長と会見
12月7日,川上総領事は,大連市において,譚作鈞・大連市党委員会書記および譚成旭・大連市長とそれぞれ会見しました。
川上総領事は,譚成旭市長との会見において,東北三省と日本との間で双方が実質的な利益を得られるような交流と協力を全力で支援することが総領事館の最も重要な任務である,大連市は30年近く日系企業を成長のエンジンとして経済発展を成し遂げ,日系企業もまた多くの利益を得てきた,今後も日本と大連がウィン・ウィンの関係を維持・発展させるために,お互いに知恵を出し合い,協力を続けていきたいと述べ、大連日本商工会の提言を市政府において検討頂くよう要請しました。
譚市長は,本年は中国の改革開放40周年,中日平和友好条約締結40周年の節目の年にあたる,中国の開放の扉は閉じることなく、今後も更に開放していく,大連市にとり日本との交流は最も大切であり,日系企業の要望やビジネス環境改善は特に重視している,今後も貴総領事及び日本企業と手を携えて協力していきたいと述べました。
この後,川上総領事は,譚作鈞・大連市党委書記と会見しました。この会見には,譚成旭・大連市長,大連市政府,市人民代表大会,市政治協商会議,遼寧省政府外事弁公室の幹部,大連日本商工会及び大連駐在地方自治体事務所の代表が同席しました。
川上総領事は,長年にわたる日本と大連の経済交流,地方交流等について言及しつつ,今年の日中平和友好条約締結40周年を節目とし,新しい時代に入った日中関係において,大連市と日本がウィン・ウィンの関係を発展させることが,日本,中国それぞれの発展と両国の関係強化につながるものと確信している,本日がそのスタートであり,大連市と引き続き緊密に協力していきたいと述べました。
譚書記等は,この40年,大連と日本の地方及び企業は,幅広い交流を行い,大きな成果を収めてきた,新たな発展の段階にあたり,大連市はさらに対外開放を推し進め,自由貿易試験区等を活用してビジネス環境改善しつつ,日本との経済関係を深めていきたい,また,双方が定期対話メカニズムのようなウィン・ウィン協力のプラットフォームを構築し,中日友好協力に向けて貢献していきたいと述べました。
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