
「丹東ジャパンデイ」の開催
3月31日、東港市の東港中日友好日本語学校で、当館と同校との共催により「丹東ジャパンデイ」を開催し、同校の在校生や卒業生、教職員のほか、東港市政府関係者など約300名が参加しました。
開幕式に引き続き、茶道と生け花という日本の伝統文化の紹介を行いました。裏千家講師・山崎愛先生から茶道の歴史や作法の意味などの解説とデモンストレーションが行われ、参加者全員にお抹茶とお菓子が振る舞われました。池坊講師・杉節子先生からは、デモンストレーションをしながら生け花の起源や心得などお話しがあり、生徒達はペットボトルを活用した簡単・身近な生け花を実際に体験しました。いずれも初めて目にする日本文化に興味津々の様子でした。午後からは、東日本大震災からの復興をテーマとしたドキュメンタリー映画の上映や当館館員による講演が行われ、最後は生徒達による日本の歌や踊りの披露で締めくくられ、全ての日程を終えました。
東港市のような地方都市では、日本文化に直接触れる機会が少なく、参加した生徒達のほとんどが初めての体験する日本文化だったとのことです。当館としては、できるだけ多くの地域でこのような機会をつくり、できるだけ多くの人たちに日本文化に触れてもらいたいと考えています。
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![]() 「生け花」のデモンストレーション |
![]() 茶道のデモンストレーション |
![]() 館員の講演 |