
蓮を通じた日中友好 徐鋼・官麗夫妻に総領事表彰を授与
7月28日,大澤総領事は,公邸において,平川大連事務所長他の同席の下,大連普蘭店市で「千年古蓮園」を経営する徐鋼氏および官麗夫人に対し,総領事表彰を行いました。
徐夫妻は長年に渡り,蓮の研究・栽培を続けてきており,日本の各地に古蓮の種を寄贈したり,日本で研究された「大賀ハス」を大連で栽培し自身の蓮園で蓮が結ぶ日中友好のエピソードを紹介したりするなど,日中友好促進,対日理解向上に資する活動に従事されてきました。
また,2004年には二階俊博衆議院議員がご夫妻の蓮園を訪問し,翌2005年には二階俊博議員の招待を受けて日本をご訪問される等,ご親交を深められてきました。
表彰式後の昼食会で徐夫妻は,「自分と日本のつながりは,蓮がもたらしてくれた縁であり,今日ここで総領事に表彰して頂いたのも,蓮の栽培をしていなければ起こりえなかったことであり,大変感謝しています。 今後も,中日友好のために,私は蓮を通じて貢献していきたいと考えており,引き続き晩年の余力を発揮していきたいと思います。」とのご発言をされました。
大澤総領事からは,「徐夫妻の蓮に対する情熱と,それが両国の友好に結びついていることに深く感銘を受けました。お二人がこれまで実に多くのご苦労を経験され,ご夫婦の二人三脚で困難を乗り越え今日まで歩んでこられたことに対し,心からの敬意を表したい。今後とも日中友好のために,平和の象徴と言われる蓮を通じた交流を推進して頂ければ幸いです。」と述べました。
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