
日本酒と日本の食文化講演会を開催
3月15日、総領事公邸で「日本酒と日本の食文化講演会」と題して、日本酒の専門家2名による日本酒の解説、日本酒試飲及び日本食(和食)試食、日本の6県関係者による地方の魅力発信を行いました。
和食の食文化はUNESCOの無形文化遺産となりましたが、蒸留酒「白酒」に慣れ親しんでいる当地の皆さんには、和食は受け入れられつつも、日本酒はまだまだこれからという状況です。
そこで、今回は王力威・遼寧省商務庁長を始めとする地方政府関係者、各国領事団、学者・研究者、飲食・ホテル関係者、旅行会社、航空会社、流通関係者、メディア関係者など100名以上を総領事公邸に招き、日本酒を通した和食の食文化と日本酒を造る各県の魅力を発信する講演会を開催しました。
講師の山本敬氏は、日本酒の専門家「利き酒師」として北京を拠点に日本酒の普及に努めており、また国際ワインコンテストInternational Wine Challenge (IWC) の日本酒部門審査員を務めています。もう1人の講師の北島恭一氏は、佐賀県で長年酒造りに取り組んでいます。来客の皆さんは、2人の講師から日本酒の楽しみ方や生産者の想いについて聴き、日本の食文化に根ざす日本酒の魅力やその奥深さについて理解を深めていました。更に当館の提供する日本酒を試飲し、参加各県の日本酒や観光などの地方の魅力を楽しみ、握り寿司実演や公邸料理人が作成した地方の郷土料理等を試食して、和食の食文化や日本の地方の魅力について理解を深めていました。
当館では、日本の文化や特色ある各地方への理解が深まり、日中両国間の交流が更に盛んになるよう、今後も日本を紹介するイベントを実施していきたいと考えております。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |