新型コロナウイルス関連情報(2月12日13時)

●中国各地において外出や移動を制限する措置がとられており,今後これが拡大する可能性があります。また,日系航空会社は相次いで中国との航空便の運休・減便を発表しています。これらを踏まえ,2月6日,日本政府は,在留邦人及び海外渡航者の方に,日本への早期の一時帰国や中国への渡航の一時延期を含む安全確保について積極的に検討するよう勧めています。
●東北三省各政府は,企業活動を順次再開するよう指示しています。一方,各地において,省・市外から戻った者に最大14日間の自宅待機が要請されており,また,外出制限や外部の者の立入り禁止措置がとられているところがあります。そのほか,各省の状況は以下のとおりです。
●各省衛生健康委員会の発表によれば,新型コロナウイルスによる肺炎の確定症例は次のとおりです(増分は前日比)。遼寧省116例(+8例),吉林省83例(+2例),黒竜江省378例(+18例)(吉林省のうち1例,黒竜江省のうち8例は死亡例)
●感染がさらに拡大する可能性があります。引き続き最新情報を収集し,人混みを避ける,マスクを着用する,手洗いを行うなど感染予防に努めて下さい。
 

 東北三省(遼寧,吉林,黒竜江)の状況
(1)東北三省共通
1月25日,東北三省各政府は,それぞれ「重大突発公共衛生事件への対応メカニズム」として「1級」を発動。
【日本への航空便】
中国南方航空は,次の区間の運休・減便を発表(3月28日まで)。ハルビン-成田,関西,新潟/長春-名古屋/瀋陽-成田,関西,名古屋
全日空は,瀋陽-成田便の運休を発表(3月28日まで)。
春秋航空は,次の区間の運休・減便を発表。ハルビン-成田(2月17日~3月28日),瀋陽-関西(2月3日~2月27日)
(このほか,各社は大連発着便の運休・減便を発表しています。)
【鉄道】
2月5日,ハルビン鉄路局は,高速鉄道等を更に減便する方針である旨発表。
2月10日から19日まで,瀋陽鉄路局における一部列車(高速鉄道,在来線)は運休。
【道路】
2月1日現在,東北三省のほとんどのバスターミナルが閉鎖(省・市境を超えるバスは運休)。
2月2日から,黒竜江省内の高速道路料金所を順次閉鎖。
2月7日,遼寧省政府は,「企業や学校の活動再開に合わせ,バス(省・市・県境を超えるもの)を順次再開する」旨通達。
2月8日,吉林省政府は,「省内の高速道路料金所は全て通行可能とする」旨通達。
2月10日から,遼寧省の高速道路料金所において,遼寧省外からの車両は(遼寧ナンバーであるか否かを問わず)登記を求められる。
 
(2)遼寧省
1月27日,省政府は,大学,高校,中学,小学校及び幼稚園の開学延期を指示。
1月31日,省政府は,各企業に対し,一部業種(インフラ,医療等)を除き2月9日以前には活動を再開しないよう通達。
1月31日までに,省内14市のうち、瀋陽,大連,撫順を除く11市で市内バスが運休。
2月2日,丹東市政府は,「市内の高校,中学,小学,幼稚園等は3月2日以前に春季学期を開学しない」よう通達。
2月2日,瀋陽市政府は,省外から瀋陽市に戻ってきた者に対し,戻ってきたその日から14日間自宅待機し,外部との接触を行わないよう通達。
2月5日,瀋陽市の複数の地下鉄駅において,一部出入口が閉鎖。
2月5日,省政府は,「住民が小区や村落を出入りする際に検温を行う」,「小区や村落に外部の者や車両が出入りすることを禁止する」よう通達。
2月6日,瀋陽市政府は,「住宅区の出入り口を1~2か所に減らす」,「出前・宅配業者が住宅建物内部に入ることを禁止する」よう通達。
2月6日までに,丹東市政府は,「住民が小区や村落を出入りする際に検温を行う」,「小区や村落に外部の者や車両が出入りすることを禁止する」,「各家庭の外出は1日1人とする」よう通達。また,公共の場で人々が集まること等を禁止するよう通達。
2月6日,瀋陽市は,公共交通機関(地下鉄やバス等)利用時の実名登録を義務付け。
2月7日,省政府は,一部企業(防疫,都市の運営,企業の生産,市民の生活に不可欠なものなど)は活動を再開すべしとした上で,活動再開に際し,コロナウイルス感染を防ぐために講じるべき対応策等につき通達。また,7日,省政府は,「一部企業(防疫,都市の運営,企業の生産,市民の生活に不可欠なものなど)以外の企業についても順次活動を再開する」旨通達。
2月9日から,瀋陽市では,防疫のためとして,外来診療部門の診察及び口腔科,眼科,耳鼻咽喉科等の診療をすべて停止。
2月10日,運転を一時取り止めていた瀋陽市の市内バスの一部が運行を再開。
2月10日,丹東市では,防疫のためとして,外来診療部門の診察及び口腔科,眼科,耳鼻咽喉科等の診療をすべて停止。
2月11日,瀋陽市は,スーパーやデパートに入店する際の実名登録,小区や村落に出入りする際の通行証所持を義務付け。
 
(3)吉林省
1月27日,省政府は,大学,高校,中学,小学校及び幼稚園の開学延期を指示。
1月29日,省政府は,省外から吉林省に戻ってきた者に対し,戻ってきたその日から14日間自宅待機し,外部との接触を行わないよう通達。
1月31日までに,省内3市(四平,通化,白城)及び自治州一部(延吉市)で市内バスが運休。
2月5日,省政府は,一部企業(防疫,都市の運営,企業の生産,市民の生活に不可欠なものなど)は活動を再開すべしとした上で,活動再開に際し,コロナウイルス感染を防ぐために講じるべき対応策等につき通達。
2月6日から,長春市地下鉄(1号線,2号線)は運休。
2月6日,長春市政府は,「外地から長春市に戻ってきた者に対し体温の確認を行う」,「小区や村落に外部の者や車両が出入りすることを禁止する」,「各家庭の生活物資の購入等の外出は計画的に行う」よう通達。
2月9日,長春市は,公共交通機関(地下鉄やバス等)利用時の実名登録を義務付け。
2月10日,延吉市で市内バスの運行が再開。
2月10日,調整運転を行っていた長春市ライトレール(3,4号線)につき,一部駅は封鎖した上で,通常運転を再開。
2月10日,長春市政府は,防疫のため,市内の公園を一時閉鎖するよう通達。
 
(4)黒竜江省
1月27日,省政府は,省外(湖北省以外)から黒竜江省に戻ってきた者に対し48時間の自宅待機を通達。
1月29日,省政府は,大学,高校,中学,小学校及び幼稚園の開学延期を指示。
1月31日までに,省内4市(大慶,双鴨山,鶴崗,伊春)及びハルビン市の一部で市内バスが運休。
2月2日,運転を取り止めていた「空港-ハルビン市内間」の空港バスが運行再開。
2月3日,ハルビン市政府は,市内のレストラン等の営業を禁止するよう通達。
2月4日,ハルビン市政府は,「小区や村落に外部の者や車両が出入りすることを禁止する」,「各家庭の外出は2日に1人とする」よう通達。
2月5日,ハルビン市政府は、「タクシーや地下鉄等の公共交通機関は,マスクをしていない者に対して乗車を拒否する権利を有する」,「スーパー等の公共施設を利用する者はマスクを着用しなければならない」旨通達。
2月6日,省政府は,各企業の活動再開に際し,コロナウイルス感染を防ぐために講じるべき対応策等につき通達。
2月7日,省政府は,一部企業(防疫,都市の運営,企業の生産,市民の生活に不可欠なものなど)は活動を早期に再開するとした上で,業種や感染拡大の状況に応じた活動再開時期(2月~4月)を指示。
2月8日,ハルビン市政府は,「9日零時をもって自動車の使用制限を解除する」,「営業が許可されたスーパーやコンビニ等の営業時間は10時から21時までとする」,「8日以降に市外からハルビン市に戻ってきた者に対し14日間自宅待機又は医学観察を行う」旨通達。
2月9日,ハルビン市政府は,衛生・消防面の基準を満たしていない簡易宿泊施設等を閉鎖するよう通達。
2月10日,調整運転を行っていたハルビン市地下鉄(1,3号線)につき,通常運転を再開。
2月11日,ハルビン市では、一部のスーパーに入店する際の実名登録を義務付け。


(5)電話窓口
東北三省各政府(外事弁公室)は,外国人向けに下記の相談・支援要請電話窓口(24時間対応)を開設しました。同弁公室関係者の連絡先は,下記の通りです。なお,緊急の際は直接病院に連絡を取られることをご検討ください。
【遼寧省】
李志強 13889866099
姜正鵬(日本語可)15002402960
【吉林省】
金雪峰(日本語可) 13364311233
王暁林 18504313266
彭揺(日本語可)15943095650
【黒竜江省】
晋松 13836168987
黒竜江省外事弁公室 045153642647


(問い合わせ)
在瀋陽日本国総領事館 領事担当
瀋陽市和平区十四緯路50号
TEL:024-2322-7490 FAX:024-2385-2430
HP:http://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/index.htm
E-Mail:ryoji@ya.mofa.go.jp
○当館「新型コロナウイルスによる肺炎」特設ホームページ:
https://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000211.html