東北三省における外出や移動の制限

2020/11/2
 11月1日現在、外出や移動の制約となるような地方政府による各種措置は以下のとおりです。
また、日本から中国への渡航について、(1)日本政府は不要不急の渡航を止めるよう「感染症危険情報」を発出しており、(2)中国政府はビザ免除を一時停止しており、(3)日中間の航空便は大幅に削減されているところ,関連の内容も併せ御覧下さい。
 
1.外国から入国する者への検疫強化
(1)遼寧省:国外から入国する者は、入国した地点で14日間の(指定の場所における)集中隔離を行い、更に遼寧省内であれば7日間の自宅における隔離を行う(7月7日:省政府発表)。
(2)吉林省:国外から入国する者は、指定の場所で14日間隔離される。家族や外部と接触しない条件において居所における隔離も可能(2月28日付け政府文書)。(3月18日、長春市政府は、国外から戻る者がいる場合は社区や所属機関に事前の報告を要する旨通達)(3月20日、延辺州政府は、隔離の場所は指定の場所のみと通達。)
(3)黒竜江省:国外から入国する者は、入国した地点で14日間の(指定の場所における)集中隔離を行い、更に14日間の自宅における隔離を行う。この間、核酸検査を2回、抗体検査を1回行う(4月2日:省政府発表)。
(隔離中に発生する経費は自己負担とされています。また、空港到着後に発熱などの症状が見られた場合、またはそのような乗客の近くに搭乗していた場合は、指定病院への搬送などの措置がとられることがあります。)
 
2.遼寧省
2月20日、省政府は、「低・中リスク地域では通常の外出を確保する」、「高リスク地域から来た者、訪れたことがある者は(従前通り)14日間自宅待機する」よう通達。
2月22日、省政府は、発動中の「重大突発公共衛生事件への対応メカニズム」について「1級」を「3級」に改める。
6月15日、省政府は、国内「重点地区」からの来訪者への検疫強化を発表(14日間の集中隔離)。
7月26日、省内の「健康コード」が「遼事通健康碼」に統一される。
8月16日現在、省内全域は「低リスク地域」。
 
3.吉林省
3月13日、省政府は、人が集まる場所を訪れる者に健康コード「吉祥碼」を取得するよう要請。
3月19日、長春市政府は、低リスク地域から来た者は、健康証明を所持しかつ確定症例者や疑い症例者との接触がなければ自宅待機は不要と通達。
3月20日、省政府は、発動中の「重大突発公共衛生事件への対応メカニズム」について「2級」を「3級」に改める。
6月7日現在、省内全域は「低リスク地域」。
 
4.黒竜江省
3月2日、省政府は、住民及び黒龍江省を訪れる者に健康コード「龍江健康碼」を取得するよう要請。
3月14日、省政府は、湖北省など高リスク地域から来た者は14日間の「集中隔離医学観察」が、中リスク地域から来た者は14日間の居所における「医学観察」が必要としつつ、低リスク地域から来た者は「医学観察」不要と通達。
3月25日、省政府は、発動中の「重大突発公共衛生事件への対応メカニズム」について「2級」を「3級」に改める。
5月7日現在、省内全域は「低リスク地域」。
6月17日、省政府は,国内「重点地区」からの来訪者への検疫強化を発表(14日間の集中隔離、7日間の自宅観察)。