東北三省における外出や移動の制限

 2月21日現在,外出や移動の制約となるような地方政府による各種措置,交通機関の運行状況は以下のとおりです。(交通機関の運行状況については,各社ホームページも御覧ください。)
 
1.東北三省共通
(1)日本への航空便
中国南方航空は,次の区間の運休・減便を発表(3月28日まで)。ハルビン-成田,関西,新潟/長春-名古屋/瀋陽-成田,関西,名古屋
春秋航空は,次の区間の運休・減便を発表。ハルビン-成田(3月28日まで),瀋陽-関西(2月27日まで)
全日空は,瀋陽-成田便及び大連-関西便の運休,大連-成田便の減便を発表(3月28日まで)。
日本航空は,大連-成田便の減便を発表(3月28日まで)。
(このほか,中国系航空会社は大連発着便の運休・減便を発表しています。)
(2)鉄道
2月5日,ハルビン鉄路局は,高速鉄道等を更に減便する方針である旨発表。
2月16日,瀋陽鉄路局は,運休中の列車(高速鉄道・在来線194便)につき月末まで運休する旨発表。
(3)道路
2月1日現在,東北三省のほとんどのバスターミナルが閉鎖(省・市境を超えるバスは運休)。
→20日,吉林省において,市境を越えるバスの一部が運転再開。
2月2日から,黒竜江省内の高速道路料金所を順次閉鎖。
2月7日,遼寧省政府は,「企業や学校の活動再開に合わせ,バス(省・市・県境を超えるもの)を順次再開する」旨通達。
2月8日,吉林省政府は,「省内の高速道路料金所は全て通行可能とする」旨通達。
2月10日から,遼寧省の高速道路料金所において,遼寧省外からの車両は(遼寧ナンバーであるか否かを問わず)登記を求められる。
2月17日から,遼寧省の高速道路全てのサービスエリアが営業を再開。
 
2.遼寧省
2月6日,瀋陽市は,公共交通機関(地下鉄やバス等)利用時の実名登録を義務付け。
2月11日,瀋陽市は,スーパーやデパートに入店する際の実名登録,小区や村落に出入りする際の通行証所持を義務付け。
2月16日までに,丹東市は,公共交通機関(バス,タクシー)利用時の実名登録を義務付け。
2月16日から,瀋陽桃仙空港を発着するバスが運休。
2月19日,省政府は,省内を県(市,区)単位に低・中・高リスク地域に分け,低リスク地域では外部からの侵入を防止しつつ日常の生産や生活を全面的に再開する旨通達。(20日,瀋陽市政府及び丹東市政府も同旨を通達。)
2月20日,省政府は,「低・中リスク地域では通常の外出を確保する」,「高リスク地域から来た者,訪れたことがある者は(従前通り)14日間自宅待機する」よう通達。
2月21日,瀋陽市及び丹東市の市内バスは平常運転を再開。
2月22日,省政府は,発動中の「重大突発公共衛生事件への対応メカニズム」について「1級」を「3級」に改める。
 
3.吉林省
1月25日,省政府は,「重大突発公共衛生事件への対応メカニズム」として「1級」を発動。
1月29日,省政府は,省外から吉林省に戻ってきた者に対し,戻ってきたその日から14日間自宅待機し,外部との接触を行わないよう通達。
2月6日,長春市政府は,「小区や村落に外部の者や車両が出入りすることを禁止する」,「各家庭の生活物資の購入等の外出は計画的に行う」よう通達。
2月9日,長春市は,公共交通機関(地下鉄やバス等)利用時の実名登録を義務付け。
2月10日,延吉市で市内バスの運行が再開。17日,延吉市の公共交通機関(バス,タクシー)で実名登録を義務づけ。
2月10日,調整運転を行っていた長春市ライトレール(3,4号線)につき,一部駅は封鎖した上で,通常運転を再開。17日,長春市ライトレール(8号線)が運転再開。
2月18日,延辺州政府は,州外から延辺州に戻ってきた者及び延辺州を訪れる者は到着後速やかに個人情報を登録する旨通達。
2月19日,長春市地下鉄(1号線,2号線)は運転再開。
 
4.黒竜江省
1月25日,省政府は,「重大突発公共衛生事件への対応メカニズム」として「1級」を発動。
2月13日,省政府は,省外から黒竜江省に戻ってきた者に対し,戻ってきたその日から14日間自宅待機し,外部との接触を行わないよう通達。
→17日,省政府は,確定症例が10例以上の県(市,区)では「都市を封鎖し外部の者や車両が出入りすることを禁止する」,「小区や村落の出入口を1か所とし24時間見張りをつける」,「各家庭の外出は2日に1人(できるだけ固定した者)に限り外出時間は2時間以内とする」旨通達。
2月4日,ハルビン市政府は,「小区や村落に外部の者や車両が出入りすることを禁止する」,「各家庭の外出は2日に1人とする」よう通達。
→13日,ハルビン市政府は,「小区や村落の出入口を1か所とし,24時間見張りをつける」,「各家庭の外出は2日に1人(できるだけ固定した者)に限り,外出時間は2時間以内」,「車の外出は2日に1回1人とする」旨通達。
→16日,ハルビン市政府は「潜在的感染者」に自主的な診療を勧め,医療機関や薬局などに「潜在的感染者」を当局に通報するよう通達。
2月8日,ハルビン市政府は,「8日以降に市外からハルビン市に戻ってきた者に対し14日間自宅待機又は医学観察を行う」旨通達。
→14日,ハルビン市政府は,(市外からハルビン市を訪れる者について)個人情報の登録拒否や虚偽登録を処罰する旨通達。
→15日,ハルビン市政府は改めて「市外からハルビン市に戻ってきた者及びハルビン市を訪れる者に対し14日間自宅待機又は医学観察を行う」旨通達。
→19日,ハルビン市政府は,中心部4区(道里,道外,南崗,香坊)において「都市の封鎖」を実施する旨通達(外部の者や車両の出入りを原則禁止)。
2月11日,ハルビン市では、一部のスーパーに入店する際の実名登録を義務付け。
2月14日から,ハルビン太平空港・市内間のバスの運転間隔を調整(60分間隔)。
2月20日,「都市の封鎖」を受け,ハルビン市地下鉄(1号線)は運行区間を短縮。