新型コロナウイルス感染症(遼寧省丹東市:10月30日通告:3日間の防疫管理措置)

令和4年10月31日
●10月30日、遼寧省丹東市防疫当局は、PCR検査異常者1名の発生に伴い10月30日から11月1日までの防疫管理措置を公表しています。概要は以下のとおりです。
 
1 区域全員PCR検査
10月30日から11月1日まで、市内3区(合作区、高新区含む)で連続全員PCR検査を実施。
 
2 人の移動を管理
市内3区(合作区、高新区含む)では、大型会議、研修、展示会等は中止、慶事は延期、弔事は簡素化、宴会は控えることを提唱する。振興区駅前街道弁事処、栄昌街道弁事処の管轄区域では、3日間の「静態管理」として、テレワーク、バス路線の変更等を実施。公共交通機関、タクシー利用時は、健康コード+行程コード、マスク着用、48時間以内PCR陰性証明が必要。
 
3 重点施設の管理
市内3区(合作区、高新区含む)では、映画館、マッサージ、体育館、ネットカフェ、カラオケ等の密閉性の公共施設は一時停止。大型商業施設・スーパーは時差式等の防疫管理を講じ、50%以下の入場制限での通常営業。振安区、元宝区、振興区の「静黙管理」を除きその他の区域では、美容理容施設、浴場、レストラン等の人が集まる施設は、時差式等の防疫管理を講じ、50%以下の入場制限とする。公共施設では、「健康コード、行程コード」「48時間以内PCR陰性証明」等の確認を必ず行うこと。
 
4 市外からの感染防止策
市外から丹東市に訪問(帰還)する者は、24時間前までに目的地の社区(村)、ホテル及び所属先に「健康丹東(丹東行)」を利用し、事前登録申請を行う。丹東市到着時には、各種コード及び48時間以内PCR陰性証明の確認があり、即刻PCR検査を実施する。
 
5 オンライン授業
丹東市に所在する大学及び市内3区(合作区、高新区含む)の寄宿制学校は封鎖管理とする。市内3区(合作区、高新区含む)の高校、小中学校(幼稚園)は、対面授業からオンライン授業に変更する。校外教育研修機構の対面教育は一時停止。
 
6 防疫管理期間中の救急医療
黄色コード医院を指定し、「高」「中」リスク地区及び集中隔離観察対象者へ医療を提供する。丹東市第六人民医院は「定点医院」に指定し、陽性感染者の治療を行う。
 
市民は、感染予防に努め、発熱、咳き等の症状が出た場合は、すぐに社区(村)に報告し、必要な防疫管理措置に協力すること。市防疫指揮部は感染状況に従い、防疫管理政策を調整する。本通告を遵守しないことで、感染拡大等のリスクを引き起こした場合、法的責任の追及の可能性がある。
 
(参考)丹東市市政府HP:丹東市新型コロナ防疫指揮部通告10月30日(中国語)
https://www.dandong.gov.cn/html/DDSZF/202210/0166717978481777.html