岩手県と遼寧省の友好交流を記念する一連の行事に出席

　5月18日から20日にかけて、浜田隆総領事は、遼寧省大連市及び瀋陽市において行われた岩手県と遼寧省の友好交流を記念する一連の行事に出席しました。本件事業のため、達増拓也岩手県知事が遼寧省を訪問しました。
　18日、大連市を訪問中の浜田総領事は、達増知事一行と懇談を行いました。19日、浜田総領事は、達増知事と熊茂平・大連市党委書記、陳紹旺・大連市長との会見にそれぞれ同席し、今般の達増知事の「大連市名誉市民」受称を契機に、岩手県と大連市の交流・協力が益々発展することを心から願っている旨述べました。会見後、達増知事と陳市長との間で、岩手県と大連市との友好交流拡大に関する補充協定書が調印されました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　達増知事との懇談　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　達増知事と陳市長との会見
　　　　　　　　　　　　　　　　　（達増知事（中央）、浜田総領事（右）、浜田伸子・当館大連事務所長（左））

　20日には、瀋陽市において、達増知事と郝鵬・遼寧省党委書記、李楽成・遼寧省長との会見が行われ、同席した浜田総領事から、今般の達増知事の遼寧省訪問は、日中首脳間の「様々な分野で国民交流を一層拡大していく」という共通認識を現実に具現化するものであり、総領事館として、日中間の地方間交流を全力で後押ししたいと述べました。会見後、達増知事と李省長との間で岩手県・遼寧省友好交流協力覚書が調印されました。 　岩手県は2007年に大連市と「地域間連携の推進に係る協定」、2021年に遼寧省と「友好交流協力協定書」をそれぞれ結んで以来、両県省は大連市からの公務員研修生の受け入れをはじめ、経済、貿易、文化、観光など様々な分野で交流を行っています。