金杉憲治・駐中国日本国大使の遼寧省瀋陽市訪問（9月26日）

　9月26日、遼寧省瀋陽市を訪問中の金杉憲治・駐中国日本国大使は、日本と遼寧省・瀋陽市の交流の重要性等を強調しました。全日程に浜田隆総領事が同行しました。
1．金杉大使は、「遼寧国際投資貿易商談会」及び「第1回遼寧国際友好都市貿易ビジネスマッチングイベント」でそれぞれ挨拶し、経済交流の重要性とその基礎としての在留邦人の安全の重要性を指摘しました。また、日本展示ブース（JETROはじめ関連企業出展）を視察しました。
2．金杉大使は王永威・瀋陽市党委副書記と会見し、瀋陽市との交流を重視する旨述べました。また、深圳日本人学校児童死亡事案に言及し、400人以上の在留邦人、120社近くの日系企業の安全につき瀋陽市の引き続きの協力の重要性に言及しました。
　王永威副書記から、日本人を含む外国人の安全を重視する姿勢が示されました。双方は、日本と瀋陽市の関係の更なる発展に努力することで一致しました。
3. 会見では、金杉大使から、瀋陽市と友好交流関係にある神奈川県川崎市の福田紀彦市長、長崎県佐世保市の宮島大典市長からの親書を手交し、党書記及び市長への伝達を依頼しました。

4．その後、金杉大使は遼寧大学を訪問し、余淼傑校長との間で、教育、文化、青少年等の分野での日中交流の重要性について一致しました。また、金杉大使は、同大学日本語学科の学生と和やかな雰囲気の中で交流しました。