大連市第36回『キヤノン杯』日本語弁論大会に出席

令和7年6月27日
 6月27日、浜田隆・在瀋陽日本国総領事及び浜田伸子・在大連領事事務所所長は、キヤノン大連事務機有限公司からの招待を受け、大連フラマホテルで開催された「大連市第36回『キヤノン杯』日本語弁論大会」に出席しました。
 
会場の様子

 本弁論大会は大連市人民対外友好協会、キヤノン株式会社、佳能(中国)有限公司、佳能大連事務機有限公司が主催し、今回で36回目の開催を迎えました。冒頭、小澤秀樹・キヤノン株式会社副社長執行役員兼キヤノンアジアグループ統括責任者兼キヤノン中国社長・CEO、肖盛峰・大連市人民対外友好協会会長、浜田隆・在瀋陽日本国総領事が挨拶を行いました。
 浜田総領事は挨拶の中で、長きにわたり本大会を開催しているキヤノン株式会社をはじめとする関係者に謝意を伝えるとともに、日中間の相互理解の促進という観点での日本語学習の重要性を述べ、これからスピーチに臨む学生達にエールを送りました。更に、総領事館として日本語教育の推進などの日中両国の交流が更に深化するよう努めたい旨述べました。
 

小澤秀樹・キヤノン株式会社副社長執行役員
兼キヤノンアジアグループ統括責任者兼キヤノン中国社長・CEOの挨拶
 

肖盛峰・大連市人民対外友好協会会長の挨拶
 

浜田隆・在瀋陽日本国総領事の挨拶

 大会では、大連を含めた遼寧省6つの都市からの参加者約1万5千人の中から、小中高及び大学生(日本語専攻・非日本語専攻)の各部門で勝ち進んだ選手の代表12名(小中高それぞれ1名、大学生9名(日本語専攻6名・非日本語専攻3名))がスピーチを行いました。
 大学生(日本語専攻・非日本語専攻)の部では、選手達は「苦手を克服するために努力していること」、「日中友好のために取り組んでいること」、「大連の魅力を向上するためにできること」の中からテーマを選び、即興でスピーチを行うとともに、審査員との質疑応答に臨みました。また、小中高の各部では、事前に決勝を勝ち抜いた最優秀賞選手が壇上でスピーチを披露しました。いずれの部においても、選手の日本語のレベルの高さと内容の豊かさに、会場は大いに惹きつけられました。
 



大学生・日本語専攻の部のスピーチ
 

表彰式(大学生・日本語専攻の部)
 

中川三千浩・キヤノン大連事務機有限公司董事長の閉会挨拶

 弁論大会終了後には出場選手を交えた懇親会が実施され、浜田所長は挨拶の中で、選手の一人一人の日本語の表現力に加えて、豊かな感受性と物事を見る視点に感銘を受けたこと、そのみずみずしい感性と強い向上心を生かして、今後も日本と中国をつなぐ架け橋となる人材に成長していくことを期待する旨述べました。


大会開催記念懇親会での浜田所長の挨拶


大学生(日本語専攻・非日本語専攻)の部の最優秀賞選手達との記念撮影
左1人目:浜田所長
右1人目:浜田総領事

主催者、来賓、大会参加者の集合写真