瀋陽薬科大学南校区への訪問

令和7年11月4日
 11月4日、浜田隆総領事は、本渓市にある瀋陽薬科大学南校区を訪問し、高明宇・瀋陽薬科大学党委書記と会見しました。
 浜田総領事から、10月末の高市総理と習主席との日中首脳会談に触れつつ、日中間の学術交流の重要性に言及し、日本と瀋陽薬科大学の学術交流の促進に尽力したいと述べました。
 浜田総領事と高書記は、日本との学術協力の潜在性、日本語弁論大会をはじめとする日本語教育などについて意見交換しました。
 
 
浜田総領事(左)と高書記(右)の会見

 会見後、浜田総領事は、薬学部と中薬学部の日本語強化クラスの学生との交流会に参加し、学生たちと質疑応答などを行いました。また校内の実習施設である瀋陽薬科大学薬品GMP実習センターを視察しました。
 

日本語を学ぶ学生との交流会
 

瀋陽薬科大学薬品GMP実習センターの視察

 瀋陽薬科大学は、1931年に創立以来、遼寧省の地方重点大学として薬学、製薬工学、中薬学、生命科学などの研究分野で高い評価を得ています。また、同大学は、薬学院と中薬学院に日本語強化クラスを設置し、日本語教育に加え、日本語による薬学等の専門教育を実施しているほか、日本の東京大学、富山大学、北里大学など32の高等教育機関と提携し、学生の短期留学などの交流を行っています。