河原雷・瀋陽森影文化伝媒有限公司総経理へ在外公館長表彰を授与

　11月17日、浜田隆総領事は、河原雷・瀋陽森影文化伝媒有限公司総経理を公邸に招き、長年にわたる瀋陽市における日中相互理解と友好親善への顕著な功績を称え、「在外公館長表彰」を授与いたしました。
 
　河原氏は、瀋陽市において2006年に日本語学校「河原外語」（～2015年）を設立、2013年には映像会社「瀋陽森影文化伝媒有限公司」を立ち上げ、2014年には居酒屋「雷屋」を開業されておられます。「雷屋」は、本場の日本食を提供する貴重な場として、在住邦人だけでなく現地の中国人からも高い評価を受けてきました。
　現在、瀋陽日本人会の理事兼副会長を務められており、ご自身の会社の技術力を活かし、瀋陽日本人会のホームページの制作・管理を担当されるとともに、ジャパンフェスティバル、グルメフェスティバル、クリスマス会といった瀋陽日本人会の主催イベントの企画・運営を手がけられ、日本文化や日本食の魅力発信、在留邦人同士の親睦に尽力されています。
　さらに、旅行ガイドブック「地球の歩き方（大連・瀋陽・ハルビン 中国東北地方の自然と文化）」の制作に、現地情報に詳しい在留邦人という立場から協力されており、日本からの旅行者や在留邦人への正確な情報発信に寄与されています。
　浜田総領事は、挨拶の中で河原氏のこれまでの多岐にわたる尽力と功績を称え、敬意を表するとともに、今後のさらなるご活躍を祈念する旨述べました。
 
　また河原氏は、挨拶の中で、これまで様々な事業に挑戦し多くの方の支援があったことへの感謝を述べられるとともに、再び教育の分野から次世代を担う若者たちの成長に貢献したいとの思いを語られました。
 
　在外公館長表彰は、日本の大使館、総領事館等の業務に協力され、日本と諸国の相互理解の促進や友好親善の増進等で顕著な貢献のあった個人又は団体を顕彰することを目的としています。