黒竜江省ハルビン市(第61号公告:「社会静態化管理」(防疫措置強化)の部分的緩和)

令和4年4月26日
ハルビン市防疫当局は、第61号公告を公表し、4月26日0時から4月29日24時まで、「道里」、「道外」、「南崗」、「香坊」、「平房」、「松北」の市街区において、実施している「社会静態化管理」(防疫措置強化)の部分的緩和を発表しました。詳細内容は以下の(ハルビン市第61号公告:日本語)をご覧ください。
 
【第61号公告】(2022年4月25日)
1 交通規制
(1)バスは防疫措置の徹底を前提に、通常運転を再開する。車内の乗客数は常に50%以内に制限し、運行間隔を科学的に調整し、市民の利用ニーズに応える。地下鉄は引き続き運行停止。
(2)小型乗用車は、日毎にナンバープレートの末尾一桁の数字3つのみを通行可能とする制限方法で管理する。具体的内容は市公安局交通管理部門が改めて公表する。
2 人の移動の管理
(1)「道里」、「道外」、「南崗」、「香坊」、「平房」、「松北」の市街区内の人員は、必要がなければこれらの区から出ないこと。6つの区から出る必要がある場合は、48時間以内のPCR陰性証明及び「竜江健康コード(グリーン)が必要となる。
(2)エリア外からこれら6つの区には、必要がなければアクセスしないこと。アクセスする必要がある場合は、48時間以内のPCR陰性証明及び「竜江健康コード(グリーン)が必要となる。防疫、隔離搬送、医療救急、応急救援、ゴミ処理、重要公務等の関係人員は制限を受けない。
(3)「封控区」では、区域を封鎖する。自宅から出ず、出入りは禁止。家庭訪問サービスを行う。「管控区」では、自宅から出ないように指導する。外出が必要となる場合、管控区から出てはならず、時差式で物を取り、人は集まらないこと。「封控区」「管控区」以外の小区(村)は、出入り口を1か所に限定する。規模の大きい小区(村)では、更に分割して管理することができる。各家庭で1日に1名が感染予防を行い、最寄りで生活物資を購入する(2時間以内)。
3 PCR検査
「中」「高」リスク地区、「封控区」「管控区」は毎日1回のPCR検査を行う。感染発生のない小区(村)は2日毎のPCR検査を行う。
(防疫指揮部が指定した重点グループは依然として毎日1回のPCR検査を行う。)
4 各企業の防疫責任
生産経営を行う企業は、全従業員に毎日1回PCR検査を実施、社食での飲食を最大限減少し、時差式の食事、宴会、集会等の活動禁止等の防疫対策を、所在地の防疫指揮部に報告する。
5 監督検査
各級の防疫指揮部及び各業種の監督部門は、巡回監督検査を強化し、不適切な防疫措置があった場合は法的責任を追及する。
6 違反行為
「中」「高」リスク地区の公告規定に違反し、悪い結果を引き起こした場合、公安機関が法に基づき処分する。犯罪とみなされた場合は刑事責任が追及される。
「呼蘭区」の防疫措置は、本公告に照らして執行される。
本公告は即日実施され、新規に規定されていない事項は、市防疫指揮部の第53号・55号・56号・57号・59号『公告』の関係規定が実施される。
 
●ハルビン市政府HP(第61号公告)(中国語)
http://www.harbin.gov.cn/art/2022/4/25/art_27440_1253065.html
○当館HP(ハルビン市第53号公告:防疫措置)
https://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00761.html
○当館HP(ハルビン市第55号公告:移動制限、交通量、公共場所、社区等の管理)
https://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00790.html
○当館HP(ハルビン市第56号公告:PCR検査、居民小区管理)
https://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00791.html
○当館HP(ハルビン市第59号公告:防疫措置規定の再開)
https://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00811.html
●第57号通告は(農業に特化した公告のため)掲載を省略しています。